2008年9月

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こんにちは!店長のヨシダです!

ネットでの販売を日々行う中で、
その商品の価値をどのように伝えるか、
というのは日々の研究課題です。

その中で、私が参考にしているのが
ジャパネットたかた、です。

恐らく皆さんご存知だと思います。
テレビショッピング、通販というと
ジャパネットとすぐに浮かんでくるくらいメジャーですよね。

かなり色んな商品を扱ってますが、
私が参考にしているのは
普段、自分がノーマークな商品です。

例えば、ケルヒャーの高圧洗浄機、とか
ラジコンとか、電動ヒゲソリとか。

パソコンとかも売ってるんですが、
そういうのは見てもあまり響かないんですよ。
なぜかというと、ある程度パソコンの相場とかが
分かってるからなんですね。
デルやHPだと、今ものすごい安いとか知ってしまってるからなんです。

でも、ケルヒャーの高圧洗浄機
なんかは全然商品知識ないので
完全に素人の目で見れるんですね。

それで、結構響くわけですよ。
「あ、欲しいかも」くらいに響くわけですよ。
自分の生活にはそれほど実際は必要じゃないけども、
これがあれば、部屋のあそこがキレイになるかもなぁ、とか
いろいろ夢が膨らみます。

それで、ちょっと話が変わって
”通信販売”ということになるんですけど、
通販って実際に商品が目の前にあるわけではないんですよね。
商品に触らせる前に、買わせちゃうわけなんですよ。
これって、実はかなりすごいことですよね。

でも、よーくかんがえてみると
商品を目の前にしてみたって
必ずしも通販以上の商品情報が得られるわけじゃないんですよね。
先程のケルヒャーの高圧洗浄機がただポンと
お店に置いてあったって、何も感じないんですよ。
むしろ、目にも止めないかもしれません。

だから、むしろその商品の良さを真剣に
伝えようと思ったら、通販という形をとるのが
実は一番ベストだと考えてます。

対面で営業しても、全てが伝えられるわけではありません。
むしろ、半分程度伝わればいいかなぐらいの感じです。

でも、通販だと100%の思いが伝えられるんですよ。

っていうことを日々考えています。
そういう目で改めてつながるショップを眺めると
あぁ、まだまだ足りん! もっと、伝えるべきことがたくさんある!
と、反省&改善しています。
最近、テレビでよく見ます「事故米」のニュース。

「え?その焼酎、普通に飲んでたし・・・」
「あの焼酎飲んだことあるけど、そのときもやっぱり入ってたのかなぁ・・・」

とか、日常的に普通に行っている中にそんな危険性がはらんでたとは!
ということで結構ショックを受けてます。

うなぎやら牛肉やらお米やら、
「まったく!何食えば安心なんだよ!」
と叫びたくなります。


でも、ふとこういうのって変な話
知らぬが仏 みたいな部分があるのかなーて思います。

だって、その焼酎だって、まさかそんなことがあるとは
つゆ知らずうめーうめーといって飲んでたわけですから。

例えば、子供のときに食べた駄菓子。
「何か体に悪そうな着色料ふんだんに使ってない?」
みたいなお菓子が勢ぞろいでした。
今考えると、このスモモの赤さはありえないだろう・・・、と。

でも、まぁそういうことは頭の中からかっ飛ばして
駄菓子を食べていたわけですよね。

もし、そのときに「駄菓子は子供の体を蝕む」みたいに
メディアが大々的に取り上げたら
当然、あんなには食べてなかったと思うんですよね。

つまり、
「メディアによる報道はすんごい強力だね」って思うんですよ。


「今、○○が密かなブームです」
って、テレビでやるだけで、全然密かじゃないブームになるわけですよね。
そもそも、どこでどう”密かにブーム”だったんだ!?とつっこみたくなります。

そうすると、もうテレビで騒いだ者勝ち状態ですよね。

例えば、
「三丁目の山田さん家の太郎君の歯が、たった今抜けました!」
みたいな物凄いささやかなニュースを
テレビでもしも大々的に報道したら
山田さん家の太郎君は一気に有名人になりますよね?
太郎君グッズなんかも販売されかねない状態になりますよね?

そうすると、もう中身なんて何でもいいんじゃん?
要は、メディアに乗るか乗らないかの問題じゃん?
って思います。

何かまとまりがない話ですけど、
ふとそんなことを考えました。